ラケットやシューズまでまとめて持ち運べるので、バドミントンプレーヤーにとってマストアイテムともいえるのがラケットバッグ。
しかし一般的なラケットバッグは「大きくて持ち運ぶのが大変」「デザインが派手で街中では使いづらい」と、お悩みの方も多いようです。
そんな人にはシンプルかつ高機能なミズノのテックパック(TECH PACK)がおすすめです。
今回はテックパックの特徴や実際に使用してみた感想をご紹介します。バッグ選びに迷っている方はぜひ参考にしてください。
テックパックはリュックタイプのラケットバッグ
バドミントン用のラケットバッグは、主に以下の4つの種類に分けられます。
- リュックタイプ
- ラケット型スタンダードタイプ
- トーナメントバッグタイプ
- トートバッグタイプ
このうちテックパックはリュックタイプのバッグに分類されます。
リュックタイプは背負ったときの両手の自由度の高く、近年注目のバドミントン用ラケットバッグです。
収納容量の多さをウリとしているラケット型やトーナメントバッグタイプに比べて、リュックタイプは手軽に持ち運べるのでユーザーを増やしています。
リュックタイプ以外のラケットバッグの詳しい特徴については、以下の記事で紹介しているのでぜひ参考にしてください。
テックパックの特徴
テックパックの主な特徴は以下の3つです。
- 豊富な収納スペース
- ショルダーベルト「SPLIT-STRAP」
- シンプルなデザイン
詳しくご紹介します。
多彩な収納スペース
テックパックには以下のアイテムを収納できるスペースが備わっています。
- ラケット
- シューズ
- グリップテープのような小物類
- PC/ガジェット
- ドリンク
- お財布
テックパックは中央のメインポケットをはじめ、サイドポケットや小物ポケットまで備えています。
バドミントンに必要なアイテムはもちろん、ガジェットなど日常でも使うものまで、持ち運べるものは様々。
それぞれを独立したスペースに収納できるため、スムーズに取り出せます。
またラケットの収納方法は2通り。
センターのファスナーに収納するか、またはサイドに固定するように持ち運ぶことができます。
センターのファスナーには「止水ファスナー」が採用されており、雨の侵入を防げるのでラケットヘッドが濡れる心配がありません。
ショルダーベルト「SPLIT-STRAP」
テックパックのショルダーベルトには、スプリットストラップ(SPLIT-STRAP)が採用されています。
スプリットストラップは従来品に比べて荷重を分散する働きに優れているので、持ち運びがラクです。
肩に背負えば両手が空くから、自転車やバイクの移動がしやすいこともリュックタイプの魅力よね!
シンプルなデザイン
テックパックはブラックをベースとしたシンプルで飽きの来ないデザインです。
バドミントンバッグとしては珍しく、メーカーのロゴも控えめにプリントされているので、通学や通勤にも使いやすくなっています。
実際の使用感をレビュー
テックパックを実際に手に入れたので、以下の観点からレビューします。
- 収納量
- 出し入れのしやすさ
- 大きさ
- 背負いやすさ
詳しくご紹介しましょう!
収納量
ラケットやタオル、シューズ、着替え、小物、ドリンクなどもテックパックに収まります。
体育館に行って練習するだけはもちろん、一泊二日程度の遠征ならテックパックひとつで足りるでしょう。
また背面に近い部分にPCやガジェットを収納できるスペースがあるので、仕事用のバッグとしても収納量は十分です。
ただしラケットは2〜3本までの収納が目安になります。頻繁にストリングスを切るようなハードヒッターなら、予備のラケットを別のラケットケースに入れて持ち運ぶと安心です。
出し入れのしやすさ
テックパックには様々なサイズのポケットが備わっており、アイテムの種類ごとに収納できます。それぞれのアイテムが混ざらないので、スムーズな取り出しが可能です。シューズ専用のスペースが用意されているため、汚れが移る心配もありません。
また特徴的なのはテックパックが直方体型で自立しやすいことです。バッグの形が崩れづらく、メインポケットのファスナーも大きく開くため、アイテムの出し入れがしやすくなっています。
大きさ
テックパックの大きさは、一般的なラケットバッグよりもひと回り小さくなっています。
ビジネスリュックと比べても大きさはあまり変わらないので、職場や学校のロッカーにも収まるでしょう。
ラケットはロッカーに入り切らないこともあるから注意が必要ね!
背負いやすさ
スプリットストラップによって荷重が感じにくいので、とても背負いやすい印象を受けます。
ベルトのクッション性が高いので、肩に食いこんで痛むようなこともありません。
またショルダーベルトの中央付近にはチェストストラップがあり、自分の体にテックパックをしっかり固定できます。バッグの重心が体に近くなるので持ち運びがラクです。
テックパックはこんなプレーヤーにおすすめ
テックパックがおすすめなプレーヤーの特徴をご紹介します。
荷物の種類が多くなりやすい人
バドミントン用品以外にも、お弁当や着替え、小物類、充電器など、様々な種類のアイテムを持ち運びたいプレーヤーにテックパックはおすすめです。
テックパックは収納スペースが細かく区切られています。
アイテムの種類ごとに収納スペースを使い分けられるので、荷物の種類が多くてもスムーズに出し入れできます。
仕事帰りに活動する社会人プレーヤー
仕事帰りにバドミントンをする社会人にもテックパックはおすすめです。
シンプルなデザインのテックパックは職場にも持って行きやすく、PCやタブレット、書類の収納スペースもあるので仕事道具の持ち運びができます。
テックパックを背負えば両手が空くので、自転車やバイクでの通勤がしやすいのも社会人に向いているポイントです。
ほかの用事の合間にバドミントンの練習がある学生
色々な用事をこなしつつバドミントンの練習をしたい学生にもおすすめ。
一般的なラケットバッグに筆記用具や教材、着替えなどを入れると、バッグの中で荷物がぐちゃぐちゃになることが難点。
テックパックならバド用品と教材などをきれいに収納できるので、取り出しがスムーズです。
「塾やアルバイトの合間にバドミントンを練習したい!」という、なにかと忙しい学生にテックパックはぴったりです。
肩が凝りやすい人
肩が凝りやすい人にもテックパックおすすめできます。
座り仕事が多い社会人やシニアプレーヤーにとって、肩こりは大きな悩みのひとつです。肩が凝ると思ったようなスイングができません。
テックパックにはスプリットストラップが採用されるなど、荷重の負担を軽減させる工夫が施されています。バッグを背負ったときに肩への負担が少なければ、パフォーマンスの向上が期待できるでしょう。
テックパックの販売場所は?
テックパックは全国の「BDSSプラチナ店・ゴールド店」のみで購入可能です。
「BDSS」とはミズノから認定を受けているバドミントンの専門店です。BDSSの詳細については以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
なおBDSSの探し方は、ミズノの公式サイトの活用がおすすめです。
公式サイトには全国のBDSSの所在が掲載されているので、お近くの店舗を探してみるとよいでしょう。
製品仕様
●サイズ:(内寸)約L28×W18×H48cm、(外寸)約L29×W22×H48cm
●容量:約30L
●素材:ナイロン(裏加工PU)
●原産国:ベトナム製
●価格:オープン価格
追記:バージョンアップ!新発売の「TECK PACK 2」
高機能バックパック「テックパック2」が2023年7月より新しく登場しています。収納力がさらにパワーアップしており使い勝手が向上!
こちらも「BDSS」限定の商品のためお早めにチェックください。
保冷付きの便利なシャトルホルダーも出てるみたい。これは欲しくなる…
まとめ
今回はミズノのテックパックをご紹介しました。
テックパックのようなリュック型のラケットバッグは、近年利用者が増えてきている注目のアイテム。
高機能でスマートなデザインのラケットバッグをお探しなら、テックパックを検討してはいかがでしょうか。