バドミントン関連メーカー紹介【ミズノ 】

バドミントン関連メーカー
バドミントン|ミズノ公式オンライン
ミズノバドミントン公式サイト:ミズノバドミントン公式サイトです。ALTIUS(アルティウス)シリーズをはじめ、最新のバドミントンラケット・シューズ・ウエア情報や、契約チーム:日本ユニシス・JR北海道・日立情報、キャンペーン情報などをお届けします。

始まりは野球用品の販売

野球やゴルフ・バドミントンなど、総合スポーツメーカーとして100年以上の歴史を持つ日本企業「ミズノ」。幅広いスポーツ用品の製造・販売を行うとともに、国内外で多くのスポーツの大会・イベントに協力する企業としても有名です。
中でも野球用品においては、国内4割の圧倒的なシェアを誇り、イチローや松井秀喜といったプロスポーツ選手との契約のもと商品開発をおこなっています。イチローはルーキーの頃から引退するまでミズノの用具を使い続けていました。

またバドミントンにおいては、オリンピックメダリストの奥原希望選手もブランドアンバサダーとして契約しています。

「ミズノ」の始まりは、1906年に水野利八(りはち)が兄弟で創業した「水野兄弟商会」です。

大阪北区で創業され、元々は野球のユニフォームとボールの販売を行っていました。
1910年に「美津濃商店」に社名が変更されます。社名の由来は、創業者の故郷である「美濃」(岐阜県大垣)と、自身の故郷が港町であったことから港を指す「津」を掛け合わせて「美津濃」としました。

事業は順調に成長し、1942年に現在の美津濃株式会社に社名を変更しています。
分かりやすさから「ミズノ」とカタカナで表記されることが多いですが、正式名称は当時から変わっていません。
その後1964年の東京オリンピックをきっかけに、海外企業やプロスポーツ選手とも契約を果たし、世界的にも認知されるようになります。

「夏の甲子園」を始めたのもミズノ

創業者の利八は「ええもんつくんなはれや」を自らのモットーに、商品の品質に徹底的にこだわりました。それは商品のみならず、スポーツの振興に関わるあらゆるものに反映されています。

例えば全国高等学校野球選手権大会、いわゆる夏の甲子園。
その元となる学生野球大会を始めたのはミズノです。

大会を企画するにあたって、硬式野球ボールの規格化も行っています。
今では考えられませんが、当時野球ボールの大きさは統一されておらず、それぞれがバラバラのサイズのものを使用していました。
利八はアメリカの硬式野球ボールの大きさや重さを基準にボールの規格を決め、工場内にバウンドテストをする場所を設けて、吹き抜けの2階からボールを落として、目の高さまで弾んだものを合格球としました。

昔はスポーツごとにブランドが分かれていた

今ではどのミズノの商品にも流線型のブランドマークがついていますが、昔はシューズ以外にマークはついていませんでした。
というのも今のミズノのマークは、シューズ専用に作られたものだったからです。

昔、ミズノのブランドはスポーツごとに名前が分かれており、シューズ製品はランバード、野球製品はWorld Winといったようにそれぞれで名称がついていました。

ミズノが海外進出していく際「どのスポーツでも同じミズノを認識してもらいたい」との理由で1つに統一されています。
数あるブランドの中でランバードのマークが採用された理由は、シューズは全てのスポーツで共通して必要なアイテムであるためです。
曲線で構成されたミズノのブランドマークは「惑星の軌道」をコンセプトにしています。これには「自らのエネルギーで無限に軌道をまわる惑星のようにスポーツも広がっていって欲しい」という創業者の想いが込められています。

バドミントンラケットは20種類

多くのスポーツで一流選手をサポートしているミズノですが、バドミントン用品の販売を始めたのは2015年で、バドミントン市場においてはまだまだ新興メーカーです。

ミズノのバドミントンラケットは約20種類のラインナップがあり、中級〜上級者向けのものが多いです。
シリーズとしては、攻撃向けの「フォルティウスシリーズ」と、コントロール性の良い「アルティウスシリーズ」があります。

「フォルティウスシリーズ」はパワーヒッターに向けたシリーズで、ラケットの重量配分を中心に設計することで、パワーを生み、ハードヒッターの好む上方寄りのヘッドヘビーなものが多くあります。
またヨネックスに比べフレームを大きめに設計することで、安心できる打球感が特徴です。

「アルティウスシリーズ」は奥原希望選手が実際に使用しているラケットです。
「シャトルをキャッチする」という奥原選手の要望を基に開発され、細かい操作にも対応できるようバランスをイーブンからヘッドライトに、振った時の軽快感にこだわって開発されています。
守備力の高さで相手のミスを誘う奥原選手のプレースタイルからも分かるように、厳しい体制でのラリーで相手を崩すのに向いているラケットです。

【公式サイト】https://jpn.mizuno.com/badminton

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