バドミントンとテニスはなにが違う?道具やプレーの相違点を詳しく紹介!

バドミントンコラム

バドミントンとテニスは、どちらも「ラケット競技」に分類され、似ているスポーツとよくいわれます。
しかし、ルールや使用する道具には、相違点が数多くあるのをご存知でしょうか?

今回は、バドミントンと硬式テニスの違いについて、様々な角度からご紹介します。
バドミントンとその他の競技の違いを知ると、よりバドミントンの魅力に気づけますよ!

道具や環境の違い

まずはバドミントンと硬式テニス(以下、「テニス」といいます)に使用する道具や設備、環境の違いを紹介します。

バドミントンとテニスでは、使用する球の形状が全く異なります。

バドミントンで使うのは、コルクに鳥の羽根を埋め込んだシャトルという球です。
シャトルは重さが約5gで非常に軽く、空気抵抗を大きく受けます。
ラケットで打ったあとに急激に失速するため、多くの初級者は球を遠くに飛ばせません。

一方で、テニスで使用する球は、フェルトで覆われた球形のテニスボールです。
重量は約56g〜59gで、ラケットで打ったあともシャトルほどの失速はなく、スピードを保ったまま相手プレーヤーに到達します。
テニスボール自体に強い反発力があるため、初級者でも球の飛距離を出せるのが特徴です。
テニスでは打球時に回転をかけるなど、ボールの飛距離を抑える技術を身に付けなければなりません。

ラケット

バドミントンとテニスは同じラケット競技ですが、使用するラケットの形状や重さは異なります。
両者のラケットの規格を確認してみましょう。

バドミントンテニス
全長680mm以内737mm以内
230mm以内317mm以内
重量約75g〜95g約270〜310g
素材主にカーボン主にカーボン

テニスラケットはバドミントンラケットよりも大きく、重さも上回っています。
特に大きく違うのは、ラケットの重さでしょう。
バドミントンのシャトルはスピーディに飛んでくるため、素早い取り回しが可能な軽いラケットが必要です。
テニスでは相手のショットの威力に打ち負けないようにするため、バドミントンに比べて重量感のあるラケットを使用します。
しっかりと握り込んで打てるように、グリップもテニスのほうが太いことも相違点のひとつです。

コート

続いてバドミントンとテニスで使用するコートの違いを紹介します。
それぞれのコートのサイズを確認しましょう。

バドミントン_シングルバドミントン_ダブルテニス_シングルテニス_ダブル
縦の長さ(m)13.423.77
横の長さ(m)5.186.18.2310.97
ネットの高さ(m)155(両端の高さ)1.07(両端の高さ)

ネットの高さを除くと、縦と横のサイズが大きいのはテニスコートです。
コートサイズの違いは、プレーヤーの動き方にも影響を与えます。

バドミントンコートは比較的狭いため、細かなステップが多用されます。
テニスではコートが広いため、大きく走って球に追いつかなければなりません。

また、さらなる違いはコートのある場所です。
バドミントンは屋内コートが一般的ですが、テニスは屋内と屋外の両方にコートがあります。

テニスコートはクレーやハードなど様々な種類があり、表面の素材によってボールの跳ね方が変化。
コートの素材に合わせて、戦術や使うシューズを変える点もバドミントンと異なります。

ルールやプレースタイルの違い

ここからは、バドミントンとテニスのルールやプレースタイルの主な違いについて解説します。

球を打つタイミング

バドミントンは自分のコートにシャトルを落としてしまうと、相手の得点になります。
テニスはサーブを除いて、1バウンドまたはノーバウンドで打ち返すのがルールです。

球を打つタイミングが異なるため、バドミントンとテニスではラリーのテンポに違いが生まれます。

ラケットのスイング

バドミントンにおけるラケットのスイングは非常にコンパクトです。
バドミントンは「世界最速の球技」とも称されています。
ダブルスともなれば、至近距離でシャトルを打ち合うシーンも珍しくありません。
ラケットを大振りすると振り遅れてしまうため、スピーディで小さなスイングが求められます。

テニスは球の初速こそバドミントンには及びませんが、シャトルほどの失速もありません。
手元まで勢いよくボールが飛んでくるため、打球時の衝撃はバドミントンを遥かに超えます。
ボールを打ち返すには、力強く振りきるようなスイングが必要です。

また、バドミントンでは手首のスナップを効かせたスイングを多用しますが、テニスでは手首を使って打つと痛めてしまいます。
体全体の力を伝えるために、しっかりと手首を固定してスイングするのがテニスの特徴です。

飛田 羽奈
飛田 羽奈

バドミントンは片手でスイングするけど、テニスは両手を使う場合もあるわね!

サービス

バドミントンのサービスは、115cm以下から打つのがルールです。
ネットよりも低い位置からサービスするため、攻撃性は低く、サービスする側が不利なスポーツといわれています。
ラリーの勝敗によってサービス権を持つプレーヤーが変わるので、ゲーム中に主導権が激しく入れ替わるのが特徴です。

テニスのサービスは、打つ位置の高さに制限はなく、頭上から打ち下ろすような攻撃的なショットになります。
テニスはサービス権を持っている側が有利といわれるスポーツです。
また、テニスはラリーの勝敗によって、サービスするプレーヤーが変わることはありません。
ゲームを通じて一方のプレーヤーがサービス権を持ち続けるため、基本的にサーバーが主導権を握り続けます。

飛田 羽奈
飛田 羽奈

サービスゲームをいかに守る(キープする)か、相手のサービスゲームをいかにして奪う(ブレイクする)かが、テニスの勝敗の分け目ね!

試合時間

バドミントンの試合時間は、約30分〜40分です。
1時間を越えれば長時間の試合とされ、長引いても当日中に決着させます。

対して、テニスの試合時間は約1時間〜2時間で、バドミントンよりも長時間です。
テニスは大会のグレードによって、試合のセット数が変わるのも珍しい特徴でしょう。
通常3セットマッチのところ、四大大会の男子種目では5セットマッチが採用されるので、5時間以上の試合になる場合もあります。
状況次第では、試合を一時中断し、翌日以降に持ち越すこともあるので、バドミントンとは大きな違いがあります。

まとめ

今回はバドミントンとテニスの違いについてご紹介しました。
どちらもラケットを使う競技ですが、使う道具やプレーの性質は全く違います。
ほかの競技との違いを知って、よりバドミントンを楽しみましょう!

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