「試合に出るときに服装のルールはあるのかな?」
このように疑問を感じたことはありませんか。
今回はバドミントンの試合に出場するときの服装のルールについてご紹介します。
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【結論】大会によって服装のルールは違う
試合に出場する際に守るべき服装のルールは、大会ごとに異なります。
「21点のラリーポイント制」というような競技のルールこそ、ほとんどの大会で共通のものを使用しますよね。
しかし、服装のルールは大会ごとにしっかり決まっている場合と、そうでない場合があります。
そのため、参加者は出場する大会の要項を確認して、服装のルールを確認しなければなりません。
といっても、いちいち服装のルールを確認するのは面倒・・・
そこでここからは、大会の種類ごとに服装のルールの傾向をご紹介します!
日本バドミントン協会が主催する大会
公益財団法人日本バドミントン協会(以下「日バ」といいます。)が主催する大会は、同協会が定めている「バドミントン競技規則」に基づいて運営されます。
バドミントン競技規則の中では、競技時の服装に関して、以下のような事項のルールを設けています。
着衣可能なウェアの色
ウェアの背面や広告など
それぞれについて簡単に確認しましょう。
ウェアの色は原則「白」
服装は試合相手や観客に不快感を与えないように、白い運動用ウェアを着用しなければなりません。
色付きの着衣を使用する場合は、日バの審査合格品に限られます。
また、シューズも上記と同じ取り扱いになることに注意しましょう。
審査合格品であるかどうかはメーカーのカタログなどで確認することができます。
▼YONEX 日本バドミントン協会審査合格品サンプル
▼MIZUNO 日本バドミントン協会審査合格品サンプル
ウェアの背面や広告などについて
ウェアの背面にチーム名や都道府県名、氏名をプリントすることがあると思いますが、これらの表示方法についても競技規則に定められています。
単一の色で3行までの表示に限られていたり、文字の大きさも制限されたりしています。
店舗に背面のプリントを依頼する場合は、規則に準じた仕様になるように確認しましょう。
そのほかにも広告の表示などについて細かく制限されています。詳しくは2019年改定の大会運営規程 第24条をご確認ください。
日バ以外の協会や連盟などが主催する大会
先述した日バが主催する試合は、ほとんどが全国大会などの上位大会です。
多くのプレーヤーが出場するのは、日バ以外の団体などが主催する大会になります。
これらの主な大会主催者は以下の通りです。
- 各自治体のバドミントン協会(連盟)
- 小中学校や高校などの各世代に応じた連盟
- ラケットショップなど
上記の団体が主催する大会についても、それぞれ服装のルールが違うため、各大会の要項を確認しなければなりません。
しかし、要項に服装のルールを記載していない場合があります。
参考▶ 服装のルールが明記されている要項(第63回墨田区会長杯オープン大会)
参考▶ 服装のルールが明記されていない要項(ウエンブレー杯第25回 UBF団体戦)
一般的にほとんどの団体が、日本バドミントン協会競技規則に準じて大会運営をしています。
つまり、原則として日バ主催の大会と同じルールでウェアを着用することになるでしょう。
ここで気になるのは、「白色や協会審査合格品のウェアを何枚も揃えるのは大変」ということ。
実際のところ、誰でも出場可能なオープン大会は、服装のルールを緩くしていることがあります。
いわゆる量販店で手に入るようなスポーツウェアなら、着用可能なことが多いです。
服装に厳しすぎて参加者が減らないための配慮かもしれませんね!
協会審査合格品のウェアではなくても参加可能かについては、主催者に尋ねるようにしましょう。
【注意】年齢層によって服装のルールが違う
バドミントンの服装については、大会の年齢層によってもルールが違うため、注意が必要です。
たとえば、中学生はゼッケンを使用したり、ハチマキを使用したりしますよね。
協会や連盟が主催する大会では、ゼッケンの規格やハチマキの着用についても、別途ルールが定められています。
また、小学生のウェアの正面広告には、連盟への申請が必要になるといった規定もあります。
特にジュニアが参加対象とする大会は、服装のルールが厳しくなる傾向があるみたい。
必ず確認が必要ね!
まとめ
バドミントンの服装のルールは、大会ごとに違います。
また、大会ごとに服装のルールが厳しく運用されているか、緩めに運用されているかもそれぞれです。
出場する大会の服装のルールをしっかりと確認して、自分と試合相手が気持ちよく試合ができるようにしましょう。