インドネシアのバドミントンスター!タウフィック・ヒダヤットのキャリアやプレーの特徴を紹介

バドミントンコラム

タウフィック・ヒダヤットは、1900年代後半から2000年代にかけて活躍したインドネシアのバドミントンスターです。

「タフィー」の相性で親しまれ、彼の華やかなプレースタイルや屈託のない笑顔は世界中のバドミントンファンを魅了しました。

今回は、タウフィックのキャリアやプレーの特徴をご紹介します。

プロフィール

名前:タウフィック・ヒダヤット(Taufik Hidayat)

出身:インドネシア・バンドン

生年月日:1981年8月10日

身長:176センチ

利き手:右

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キャリア・エピソード

タウフィックのキャリアやエピソードをご紹介します。

17歳で全英OP決勝に進出

1999年に当時17歳のタウフィックは、初出場ながら全英オープンの決勝に進出します。
結果は準優勝に終わったものの、決勝はピーター・ゲード(デンマーク)から1ゲームを奪い、王者を苦しめました。

才能溢れる若武者の誕生に世界が驚嘆。
この活躍をきっかけに、世界のトップに仲間入りを果たしました。

史上初のオリンピックと世界選手権の覇者

タウフィックは、2004年のアテネオリンピックで金メダルを獲得しました。
他種目のインドネシア選手が敗退する中、バドミントン王国のプライドを守り抜いたことで、母国の英雄となります。

翌年2005年の世界選手権でも、決勝でリン・ダン(中国)を破り、
男子シングルス史上初となるオリンピックと世界選手権の覇者となりました。

リン・ダン選手についてはこちら▲

また、タウフィックは2002年と2006年のアジア大会でも金メダルを獲得しています。

全英オープンを除く全ての個人戦主要タイトルを獲得したレジェンドです。

インドネシアOPを6度制覇

タウフィックはインドネシアで絶大な人気を誇っています。その理由の一つとなるのが、地元大会での強さでしょう。

インドネシアオープンでは合計で6回の優勝に輝いており、安定した成績を収めていました。
また、トマス杯(男子国別対抗戦)でも、重要な場面で勝ち星をあげるなど、団体戦に強いこともタウフィックの特徴です。
国民からの期待が寄せられるほどに強さを発揮する点が、インドネシアのスターと呼ばれるゆえんでしょう。

飛田 羽奈
飛田 羽奈

タウフィックは2013年に現役を退きましたが、引退試合に選んだのもインドネシアオープンでした。

田児賢一憧れの選手

タウフィックは、元日本代表の田児賢一が憧れた選手です。
彼のプレーやグリップテープの巻き方まで真似していたと答えています。

タウフィックの魅力として田児が特に強調していたのが「かっこよさ」です。
鮮やかにエースショットを決めるプレースタイルや、コート上の振る舞いまでもが「無駄にかっこいい」と語っています。

飛田 羽奈
飛田 羽奈

タウフィックの存在なしでは、田児選手のテクニカルなプレーは生まれなかったかもしれませんね!

田児賢一選手についてはこちら▲

プレーの特徴

タウフィックのプレーの特徴をご紹介しましょう。

卓越したバックハンド

タウフィックのプレーの特徴として最も代表的なのは、巧みなバックハンドショットです。
フォアハンドの球威にも劣らない強烈なバックハンドショットは、タウフィックのポイント源になっていました。

また、タウフィックのバックハンドが活躍したのは、攻撃面だけではありません。
バック奥に追い込まれたとしても、バックハンドで相手コートのクロス奥にシャトル押し込む技術は、ディフェンス面においても相手の脅威となっていました。

力強さと柔らかさを兼ね備えたフォアハンド

「タウフィックといえばバックハンド」というイメージが強いですが、フォアハンドのテクニックも一流です。
コート中盤では、フォアハンドから強力なドライブショットやふわりと落とすドロップショットを使い分け、ラリーの主導権を掌握。
さらにコート前方からは、スピンネットやタメの効いたアタックロブを織り混ぜるなど、多彩な攻撃を仕掛けました。

緩急のあるフットワーク

タウフィックは、常にハイスピードで動くような攻撃型の選手ではありません。

しかし、ラリーの中で好機と判断すれば、一気にフットワークのギアを上げて攻撃を仕掛けます。
鮮やかに攻めに転じ、得点を重ねるプレーには華があり、観客を惹きつけました。

ここ一番で発揮する勝負強さ

大舞台になるほど実力を発揮することがタウフィックの特徴です。
キャリアを通すと、好不調の波が激しかったものの、ここ一番の勝負では高い集中力を発揮。

それまでの不調が嘘だったかのように、相手を制圧する姿は、まさにバドミントン界のスターでした。

 主な戦績

タウフィックが残した成績の一部をご紹介します。

注:男子シングルスの成績。

オリンピック

2004年アテネオリンピック:金

世界選手権

2005年アナハイム:金

2010年パリ:銀

アジア大会

2002年釜山:金

2006年ドーハ:金

インドネシアオープン

1999・2000・02・03・04・06年優勝

まとめ

今回はタウフィック・ヒダヤットのキャリアやプレーの特徴をご紹介しました。
タウフィックの華麗なプレーは、今でも多くのバドミントンファンに愛されています。

今後、タフィーのように強さと魅力をあわせ持ったスターの誕生に期待しましょう。

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