「子どもがバドミントン始めるのに必要な道具はなんだろう?」
「バドミントンに必要な道具一式を揃えると、費用はいくらかかるのかな?」
このようにお悩みではありませんか?
お子様がバドミントンを始めるとなると、必要な道具やそれにかかる費用が気になりますよね。
そこで今回は小学生以下の子どもがバドミントンを始めるときに必要な道具や、道具にかかる費用をご紹介します。
各道具の役割なども紹介しているので、バドミントンを知らない方でも安心してお読みいただけますよ!
この記事を読むと、
- 小学生がバドミントンを始めるときに必要な道具の種類
- 道具にかかる初期費用
- 道具の選び方のコツ
- 道具以外にかかる費用の種類
などがお分かりいただけます!
道具にかかる初期費用は約2万円〜3万円!
小学生(未就学児を含む)がバドミントンを始める際、道具にかかる費用は約2万円〜3万円です。
ただし、高性能な道具を選んだ場合は3万円以上になることもあります。
一方で、既にご家庭にある運動用具を使用すれば、2万円以下に抑えられるでしょう。
この記事では、各道具にかかる費用の相場も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
必要な道具は大きく分けて4つ!
小学生がバドミントンを始める際に必要となる道具は大きく4つに分けられます!
1. ラケット:シャトルを打つために
2. シューズ:足を保護して、素早く動くために
3. ウエア:吸汗や防寒のために
4. 消耗品:より快適にプレーするために
これらの4つを用意すれば、バドミントンを始められます。
それぞれの道具について、以降で詳しくご紹介します。
1|ラケット(費用相場:5千円〜1万3千円)
ラケットは子どもが扱いやすいモデルを選ぶようにしましょう。
各社から軽くて扱いやすい子ども向けのモデルが展開されています。
安価なものであれば2千円程度のラケットもありますが、大会で上位を目指すのであれば、少なくとも7千円以上のものを選ぶと安心です。
造りがしっかりしているので、ハードに使い込んでも、すぐに摩耗する心配がありません。
また、練習量が多くなってきたら、ラケットの買い足しも検討しましょう。
2本以上のラケットを持っておけば、壊れたり、ストリングスが切れたりしても替えが効くので安心です。
(注:「ストリング」=ラケットの面に張り巡らされているヒモの総称で「ガット」とも呼ぶ。)
小学生におすすめラケットや選び方は以下の記事で詳しく紹介しています!
2|シューズ(費用相場:7千円〜1万2千円)
競技としてレベルアップを目的にバドミントンを開始するなら、専用のシューズを購入しましょう。
激しい動きをしても滑りづらいほか、足のホールド感に優れているので怪我を防止できます。
現在ではマジックテープで締められたり、サイズが小さく設計されたりしているモデルもあるので、小さなお子様も安心して使用できますよ!
また、「ひとまずお試しで始めて、後で本格的にプレイするか決めたい」というお子様には、最初から専用シューズを用意する必要はありません。
初めのうちは学校で使っているような室内用の運動靴で十分です。
定期的に練習するようになったら、怪我を避けるためにも専用シューズの購入を検討しましょう。
3|ウエア(費用相場:5千円程度、試合用ユニフォームは上下で1万円〜1万5千円)
運動用の服(ウエア)を準備しましょう。
シューズと同様に初めのうちは、学校の体操服や自宅で使っている運動着でも問題ありません。
練習量が増えてくると着替えが必要になるので、改めて買い足せばよいでしょう。
吸汗や速乾に優れた上着やパンツを購入すれば、着心地もよく、洗濯したときも乾きやすいのでおすすめです。
大会に出場する場合は、協会公認ウェア(試合用のユニフォーム)の着用義務がある可能性もあります。
地域や大会ごとに服装の規定が異なるので確認しておくと安心です。
また、クラブチームによってはお揃いのユニフォームを購入する場合があるため、所属チームの意向に従うようにしましょう。
ちなみにバドミントンの服装のルールについてはこちらの記事で紹介しています!
4|消耗品
最後に紹介する道具は消耗品です。
消耗品にはいくつか種類があります。
必須なものと、持っていると便利なものに分けて4つご紹介します。
①ストリング【必須】(費用相場:1,000円〜1,500円)
ストリングはラケットの面に張り巡らされているヒモの総称で「ガット」とも呼びます。
実際にシャトルに触れる部分であり、ストリングがなければバドミントンはできません。
ラケットを購入する際、購入店で張り上げてもらうようにしましょう。
一般的に張り上げ工賃(2,000円〜2,500円)が別途かかります。
店舗によってはラケット購入者を対象に、張り上げ工賃をサービスしている場合もあるので、確認してみてください。
なお、初心者のうちは高価なストリングである必要はなく、耐久性に優れた安価なもので問題ありませんよ!
②グリップテープ【必須】(費用相場:300円〜500円)
グリップテープは、ラケットの手元の部分(グリップ)に巻き付けるテープです。
プレイヤーの手の保護やラケットの操作性を向上させる役割があります。
グリップテープを巻かずにプレーもできますが、ラケットのグリップ自体の摩耗が早くなるためおすすめしません。
また、グリップテープにはウェットタイプやドライタイプなど様々な種類があります。
初心者のうちは、しっかりとした握り心地になるウェットタイプがおすすめですよ!
おすすめのグリップテープや、テープの巻き方はこちらで紹介しています!
③ラケットバッグ【あると便利】(費用相場:5千円〜1万円)
初めからラケットやウェアを複数購入される場合は、ラケットバッグの使用をおすすめします。
ラケットやシューズ、ウェアなどをまとめて持ち運べるため、移動がスムーズになります。
また、リュックのように背負えるタイプであれば両手が空くので、子どもが転んだときに手が使えるのも嬉しい点です。
いつもラケットバッグに道具を入れたままにしておけば、忘れ物が減るのよね!
④シャトル【場合によっては必要】(費用相場:2千円〜3千円)
クラブチームなどに所属せずにバドミントンを始めるなら、シャトルが必要になります。
シャトルの種類は大きく分けて2つです。
- 天然素材シャトル
- 人工素材シャトル
競技として始めるなら、天然素材のものを選びましょう。
多くの大会では水鳥の羽を使った天然素材シャトルが使われるためです。
また、飛行性に優れた高価なシャトルではなく、安価なもので問題ありません。
なお、クラブチームなどに所属する場合は、一般的にクラブ側がシャトルを準備してくれるので必要ないですよ!
【その他に費用は必要?】道具以外にかかる費用
続いて、道具以外にかかる費用をご紹介します。
ジュニアクラブの会費
ジュニアクラブに所属してバドミントンを始める場合は、会費が必要になります。
クラブによって会費の金額は異なります。
また、無料でお試し入会できる場合もあるので、まずは体験入会して雰囲気がお子様に合うか確認するとよいでしょう。
体育館使用料
個人で体育館を借りてバドミントンを始める場合は、体育館の使用料が必要です。
個人が使用できる体育館のほとんどは、各自治体が運営しているものになります。
使用できる時間帯や使用料、利用方法などは自治体ごとに異なるため、確認するようにしましょう。
まとめ
今回は、小学生以下の子どもがバドミントンを始めるときに必要な道具や、道具にかかる初期費用などをご紹介しました。
始めるために必要な道具がシンプルなこともバドミントンの魅力の1つです。
まずはリーズナブルな道具を揃えて、気軽にバドミントンの楽しさに触れてみてはいかがでしょうか!?